あとがき
■【甘く接吻けて】
■まずは、あけましておめでとうございます!小鹿です。
■このたびは「君のためにできること」からのスピンオフ、二階堂炯を主人公(?)とした「甘く接吻けて」にお付き合いいただき、ありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか?
■何を隠そう、今回は「アダルティ」を目標に!たとえそうは見えなくても、小鹿としては精一杯そこを目標に書いておりました。前回の晃は、確かに実年齢は相当にアダルティでしたが(笑)。今回の「甘く〜」は登場人物の年齢層を上げ、大人の弱いところ、甘いところ、ぐだぐだなところ(笑)、そして素敵なところを書きたかったのです。
■晃や宏之に接する二階堂氏はいつもいつも、大人ぶって悟りを開いていらっしゃいますが、いい大人がそんなカッコイイばかりじゃないと思うんです。こういうダメダメな部分と、凛とした部分が両方あってこそ、大人は愛しいのかと。…ということは、鷹谷にもあるんですかね?ダメダメなところ。…ああそうか。ヒドイ人なところか…(それはヒトとしてダメなところなんじゃ…)
■いつも隣にいて、辛いときも淋しいときも抱き締めてくれる甘口の旭希。苦しいと訴えてもそれがどうしたと冷たいのに、必ず見守っていてくれる辛口の鷹谷。炯は両方手に入れた幸せな人ですが、どうですか?どっちかっていうと、どっちが欲しいですか?(笑)……小鹿はとりあえず、旭希にオムライスを作ってもらって、鷹谷にお酒を奢ってもらいたいです。(選んでないし)
■今回も連載中、メッセージやコメントをいただけて嬉しかったです。身体を気遣っていただいたり、応援してくださったり。本当に支えでした。ありがとうございます。これからも頑張っていきたいと思います!
■前回の「君の〜」と、今回の「甘く〜」。劇団AZに関わる人を書くのは、一旦これで終了になります。特集などの折に見かけられましたら、また読んでいただけると嬉しいです。次作の準備は只今必死にやっておりまして……おそらく二月中には始められるのではないかと。その折には、また是非ともお付き合いくださいませ。
■年が明けて、どんどん寒くなってきますね。春が待ち遠しい今日この頃。皆様お体にはお気をつけになって下さいませ。そうして今年も、小鹿を可愛がって下さい。本年もよろしくお願いいたします!
小鹿かや拝