【南国荘の住人たち〜春庭花〜】
■長い長い連載に(笑)お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。小鹿です。
春先のお話でしたが、リアルの季節は梅雨を越え、夏になってしまいましたね。
■長い長い連載に(笑)お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。小鹿です。
春先のお話でしたが、リアルの季節は例年より長い梅雨の真っ最中。もう梅雨明けした地域の方もいらっしゃるでしょうか?
※金曜までに梅雨明け(ました)宣言がされなかったら、青い方でどうでしょう…?
■南国荘シリーズ第二弾、春庭花は楽しんでいただけたでしょうか?
新しい住人も増え、いっそう賑やかになった南国荘。蓮と千歳の時よりも、波乱の多いお話になりました。
■ギリシャからの来訪者。
六浦ミルティアディス咲良。読者サマからも「大型台風」と称された彼。しょっぱなから南国荘に、大騒動を巻き起こしてくれました。
攻である蓮を口説きに来た攻(笑)。
蓮と千歳を気に入ってくださっている皆様からは、嫌われて嫌われて…orz 予想はしていたものの、連載当初はさすがに小鹿もオロオロしてしまいました。彼は最終的に、ちゃんと皆様から理解してもらえるのかと。
もちろん、蓮に失恋してからというもの(苦笑)、彼は皆様に優しいお言葉をかけていただける、幸せものになったのです。
良かった。失恋して本当に良かったよ、さっくん。(あれ?)
■そして、俯いてばかりの住人。
二宮蒼紀です。
自己嫌悪ばかりが強かった彼は、南国荘に来て、少しずつ変わりました。理解のある住人たちに加え、何より虎臣がいてくれたから。
信頼できる人々だけではなく、恋人までも手に入れて。今まで悲しい思いをしてきた分、たくさんの幸せをもらって、虎臣のことも幸せにしてあげて欲しいものです。
あーちゃんはこれから、南国荘の管理人になるのですから。もう下を向いて悩んでいる暇はないはずです。
■咲良の失恋と、蒼紀の初恋。
話の中心はこの二人でしたが、最初から第二弾は虎臣の話にしようと思っていました。
大好きな千歳を、蓮に掻っ攫われて。それでも卑屈になることなく、理解を示した虎臣だから。どうしても彼には、幸せになって欲しかったのです。
南国荘では現在、最年少の虎臣。でも彼は、守ってもらってばかりの、オコサマではありません。自分で考え、誰かのために出来ることを探して、だからこそ悩んで。たくさん泣いたりもしましたが、明るく笑って乗り越えられる、強い意思を持った少年です。
可愛い恋人を得て、素敵な大人になって…いくかな〜?それはまた、先のお話。
■連載中、評価コメントやメッセージ、掲示板へのカキコみなど、本当にありがとうございました。
毎度毎度同じような言葉になってしまいますが、やっぱり何より小鹿の支えは、皆様の言葉ひとつひとつなのです。
小説が掲載されて、皆様のもとに配信メッセージが届いて…評価コメントをいただくことで、読んでくださったことを知る。
この間の時間はドキドキもしますが、それを越えて幸せな時間に間違いありません。
もちろんDL数で、読んでいただいたことはわかります。ですが言葉をいただくことで確かめられる、会ったことのない皆様の存在が、お話を次へと繋いでいくんだなあって。本当にそう思っています。
いつもありがとうございます。これからも皆様に楽しんでいただけるよう、頑張ります。
■さて…ラスラリエ王国です。
ほのぼの楽しい南国荘、第二弾が終了しました。またしばらくお待たせすることになってしまいますが、次はラスラリエ王国で、皆様にお会いする予定です。
遅筆ゆえに何かと時間のかかる小鹿ですが、次作も全力で取り組みます。待っていていただけると嬉しいです。
■日に日に暑くなりますね。
今年はなんだか、ジメジメムシムシと暑い梅雨でした。夏本番、もう少しカラッとした暑さになってくれると良いのですが。
皆様、夏休みの計画はそろそろ考えていらっしゃいますか?思い出いっぱいの、楽しい夏になることを祈っています!
小鹿かや 拝