【8月特集-プロット】 P:04


【客は元愛人】
おつかい先が時雨の元愛人、というパターン。桜太が嫉妬します。

■番頭さんからおつかい要請
さすがに弥空っちだと、桜太を行かせるはずがないので、事情を良く知らない番頭さんからおつかい要請。
街道沿いを半日行った隣町の女性に、仕立ての上がった着物を届けてほしいという。本気のお仕事。
ただしお得意様なので、とにかく機嫌を損ねないで欲しいといわれる。

■客先
お客様は仕上がった着物を、いたく気に入った様子。さすがは近江屋さん、と上機嫌。
そういえば時雨は元気?と問われて桜太びっくり。会ったことはある、と曖昧な返事を返す桜太に、彼女は楽しげな様子で彼との過去をあれやこれや話し出す。

■嫉妬
ひく、と。桜太の頬は引きつっていく。
客先の屋敷を出て、町への帰途を急ぐ桜太は嫉妬にイライラ、というかグラグラ(沸)。
元愛人が語る時雨は、どうにも桜太が一緒にいる時雨とは違う様子。もっと適当だっただけなのだが、桜太としては気楽な様子で楽しく遊んでいたような。
しかも彼女が「彼ね、可愛いって言ってくれるのv」なんて言ったものだから。
なにソレ?もしかして時雨の「可愛い」って口癖なの?かなり本気でムカついてくる。

■お迎え
町へ着いたすぐの茶店に、桜太は時雨の姿を見つける。店の娘と楽しく喋っている姿に、嫉妬は最高潮。
時雨の方も桜太を見つけ、嬉しそうに笑ってくれるが…そんなことでは誤魔化されません!!
そろそろ帰ってくる頃じゃないかと、迎えに来たなんていうけども。それすら自分を子ども扱いしているようで、桜太の嫉妬はMAXを超えてしまう。
様子のおかしい桜太は、時雨の前で足を止めてくれないものだから。慌てて隣を歩きながら、時雨はどこまで行ったんだい?と聞いてみる。やっと足を止めた桜太はくるりと振り返り、愛人の名を上げた。
思わず「しまった」という顔をしてしまう時雨。バカです。

■連れ込め!
怒り最高点の桜太を捕まえて、時雨は自宅へ引っ張り込む。
拗ねてふくれて手のつけられない桜太を宥め、ラヴラヴいちゃいちゃすればいいじゃない。バカップルめ。(笑)