【君に逢いたくて〜伍〜】 P:00
<<あらすじ>> まだ熱の冷めない身体を抱きしめて、朔はじっと蹲っている。 近頃はまるで、二人の男に抱かれているような気さえする。何を信じればいいのかわからない。確かに憎んでいたはずの男は、別人のような優しい手で朔に触れてくる。 どうしたらいいのかと、落ちていく涙に戸惑う朔の元を訪れたのは……
※時代物ですが、厳密な時代考証は行っていません。時代物を読み慣れない方でも、気軽に読んでいただけると思います。