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【紫の賢護石 ファン】

紫の賢護石→とくに魔術に秀で、国家の儀式、儀礼全てを統括する。王国に決まった宗教などはないが、魔術が信仰の対象になっている。そのため紫の賢護石は、枢機卿の立場に身を置く。

紫の髪と紫紺の瞳。ラスラリエで最も美しいと噂される容姿。
自分に自信が持てないため、かなり自己嫌悪が強く、控えめで優柔不断。
「どうしたい?」と聞かれるより「こうしたい」と望まれる方が、気が楽だと考える。

かつて大国からの刺客に皇太子クリスティンが襲われ、そばに他の賢護石はおらず、先代の紫が許容以上の魔力を駆使して敵を鎮圧。相討ちとなった。
そのせいで異例の転生が起き、新しく生まれた紫の賢護石ファンは、先代からの記憶や魔力の継承を上手く受け取ることが出来ずに、身体を壊してしまう。

精神的にも肉体的にも、賢護石の任が努められないため、12歳まで王宮に上がることが出来なかった。
魔力が安定してきたため12歳で王宮に上がったが、重責に耐え切れず再び任を離れ、王宮内で療養を続けている。

治癒能力を持つリュイスと、賢護石医療の専門家であるウィルトが、治療にあたっている。

話し相手及び看護のため、クリスがそばについていてくれる。
何も咎めず、ずっと優しくしてくれるクリスに惹かれているが、そう思う気持ち自体、おこがましいと考えてしまう。

全てにおいて自分の意思を優先してくれようとするクリスといたら、どうしていいかわからなくなる。
ワガママばかり言うアルムの方が、まだ気が楽。

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