【南国荘Uプロット・改訂版】


@咲良

・初めて蓮に会う。想像通りの容姿と、想像とは違う中身に、咲良の想いが勝手に燃え上がる。
・飲みに行った先で、陣と蓮の会話から二人の過去や六浦家の話が明らかになる。咲良は話を聞きながら、蓮の写真に恋をした経緯を思い出す。
・六浦親子に嘆願されて、蓮は咲良の南国荘入りを渋々了承する。
・陣を成田へ送っていって、咲良は一人南国荘を目指す。駅から5分なのに迷ってしまって、花屋Aに拾われ屋敷の前まで送ってもらう。
・初南国荘。待ちに待った蓮と、他二人に会う。
・いきなり蓮を口説き、ゲイ宣言をして、周囲を凍りつかせる。



A蒼紀

・千歳と一緒に作家の元を訪れ、謝罪してようやく原稿を預かる。
・原稿を千歳に任せ、去っていこうとするも引き止められてしまう。
・連れて行かれた喫茶店で、自分の現状を仕方なく話すと、千歳が助けてくれようとするが、蒼紀はそれを断った。
・千歳は蒼紀をその辺の医者へ連れて行き、強引に恩を押し売って、明日の約束を取り付ける。待ち合わせ場所に荷物を全部持って来いといわれ、基本が素直な蒼紀は仕方なく従うことに。
・仕事終わりの千歳と待ち合わせ、南国荘へ連れて行かれる。前日に千歳は蓮の入居を要請していた。
・出迎えてくれた蓮は、なんとなく義兄を思わせる強さがあって、蒼紀の苦手なタイプ。でも心配してくれた千歳のために、しばらくは我慢しようと決める。
・立ち話の最中に現れた咲良。予想外のキャラクターに、蒼紀はほぼ思考停止。



B咲良

・今回の滞在は三日だけなので、全力で蓮を口説きにかかる。
・一日目。歓迎会と称した夕飯の席で、南国荘のこと、住人のこと、そして蓮には千歳という恋人がいることを知る。しかし千歳が結婚していることや、二人の間に情熱を感じられなくて、咲良はその事実が信じられない。
・二日目。前日に酒を飲んでいた蓮。撮影の前は飲酒を控えるから、今日は休み。朝から蓮を口説いて千歳を苛立たせ、あまりにもおとなしい蒼紀と、それを気にしている虎臣を、蓮にまとわりつきながら観察している。
・二日目の夜。咲良は蓮の部屋を訪れようとして、二人のキスシーンを目撃。虎臣に腕を引かれ、彼から「諦めた方がいい」と諭される。
・三日目。たかが中学生の言葉だけど、虎臣に言われたことはやけに気になった。帰国の途に着く咲良を、蓮が空港まで送る。虎臣の言葉は引っかかっていたが、やっぱり目の前にいる蓮を諦める気にはなれなくて、最後に唇だけ奪っていくことに。

※本当に時系列に区切って書くわけではなく、こんな経緯があった、とわかる程度の書き方でもいいかと思ってます。